診療案内

統合診療

当院では犬の椎間板ヘルニア、関節疾患、加齢によるふらつきなどに対して、鍼、レーザー治療、温灸、各種漢方薬などの代替医療を組み合わせて治療を行っております。
特に外科治療を希望されない方、一般的な内科治療で改善しない場合、再発する場合などに有効な治療法と思われます。

治療における注意事項

  • 診療は要予約(特に初診の方は事前に予約をして下さい)
  • 施術時間は30分から1時間くらいかかりますので、基本的に「お預かり」での治療となります。
  • 施術日程は治療経過により決定致します。
  • 暴れる子や興奮する子は治療ができない場合があります。
  • 場合により他の治療法をお勧めすることがあります。

症例1(椎間板ヘルニアG4疑いのM.ダックスフンド)

  • 初診

    来院2日前に突然、キャンと鳴き両後肢が麻痺する。
    自力排尿困難となる。
    1週間の入院により内科治療および統合治療を行う。

  • 4日目

    自力排尿が可能になり、歩行もほとんど問題なし。

症例2(椎間板ヘルニアG4疑いのチワワ)

  • 初診時

    突然の食欲低下と自力での排尿排便困難。両後肢の麻痺。毎日の通院により、内科治療および統合治療を行う。

  • 3日目

    右後肢に力が入るようになり、腰が上がり歩行がなんとか可能になる。

  • 7日目

    左後肢にも力が入るようになる。通院間隔を少しづつあける。

  • 14日目

    ほぼ正常な歩行になる。排尿排便も可能。