低体温症に注意
- お知らせ
- 2024.11.25
寒い日が続くようになり、雪も降りそうですね。
そんな時ワンちゃん・ネコチャンの体がいつもより冷たく元気がないと感じたら、それは低体温症かもしれません。
①低体温症の原因としては、
寒さで体温が下がると低体温症になりやすいと言われています。また、雪や雨で体が濡れたままの状態は体温が奪われます。
また、罹患している病気や年齢も発症要因となります。
(甲状腺機能低下症、脳疾患、心臓病、幼若動物、老齢動物など)
②症状としては、
震えるから始まり、元気消失、食欲低下、夜鳴き、呼吸が浅い、呼吸困難、昏睡し、低体重症化すると最悪の場合、命を落とします。
③予防するには、
まず動物の平熱を知ってください。犬猫の場合、平熱は約38度台です。測定が難しければ、脇下、股下、耳、口腔粘膜などを触った感覚を覚えてください。
また、寒くなってきたら暖房機器を使いお部屋を暖めましょう。人が適温でも、動物がいる低い位置は寒く、特に寝床が寒いと体温が奪われやすいです。外飼いの場合も、急激に冷え込むような夜間から早朝は部屋の中に入れてあげましょう。
低体温症は命に関わる怖い病気です。改めて飼育環境を確認してみましょう。
また、異常を感じたら動物病院を受診してくださいね。
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